家族の笑い声が聞こえる
吹き抜けのある家

家族の笑い声が聞こえる吹き抜けのある家009

岡山県・F邸 R+house 岡山北/岡山東/津山・美作/倉敷北・総社・BELLE HOME/佐藤建設

DATA

point of the plan

廊下をつくらず家の中につながりを持たせた設計。自営業のご主人のオフィスと、長女のスタディスペースも孤立しないように一体感を持たせた。

家のどこにいても家族と話せる
一体感と開放感

 「3階建てアパートの3階に暮らしていたころは大変でした」とF様夫妻。エレベータはなく、元気な長女の足音や話し声に常に注意を払い、夏は暑く冬は寒くて結露も気になっていました。

 そんな時、住宅展示場でR+houseの自然が感じられ、それでいてスタイリッシュな住まいにひと目惚れをしたのは奥様でした。

 一方で、ご主人は広さを重視。そのためもう1社、大手ハウスメーカーA社からも合い見積もりを受け取っていました。そのプランは、広いけれど間取りは一般的なもの。同時に受け取ったR+houseの建築家・西井洋介さんのプランは吹き抜けや、テラスを見ながら炊事ができるキッチン。決して広くはないけど工夫がいっぱい詰め込まれていました。自然、家族、笑顔、そんな暮らしがイメージされていて「図面を見ただけでワクワクしました」と話します。

 玄関を入ると青空や岡山の県北の山々を見渡せる大きな窓。たっぷりの陽光を室内に届けます。吹き抜けの一部に大きく張り出しているのは長女のスタディコーナー。階下にいる両親とコミュニケーションを取りながら勉強できるスペースです。住まいの中の個室は主寝室だけ。廊下やドアで仕切るスペースは他になく、家のどこにいても家族の気配を感じることができます。

どこにいても
家族の気配が
感じられる
安心と幸せ

階下の家族とコミュニケーションが取りやすい吹き抜けのデスク。開口部が多く明るい

吹き抜けに突き出す形のスタディコーナーが新鮮。どこにいても家族の存在が感じられる

庭を見ながら炊事ができるキッチン。ダイニングチェアは家族が好きなものを特注

「室内を白と木目に統一しました」と奥様。キッチンはお気に入りの場所のひとつ

玄関横に設けたご主人のオフィス。リビングとの間にガラスの壁を設け、程よいこもり感を演出

2階の個室は将来の子ども部屋。今は寝室として家族全員で寝ている

外観は設計士の西井洋介さんにお任せ。イメージ以上に素敵で気に入っているそう