大好きな
グリーンが育つ癒しの家

大好きなグリーンが育つ癒しの家001

山口県 F邸/R+house岩国 安本建設

DATA

point of the plan

南に向かい雛壇状に造成された団地であるため、南に開口部を設けても人目が気にならない。キッチンから浴室まで一直線の動線が使いやすい

カフェのようなおしゃれさと
家族の団欒を
ボタニカルやD.I.Y.で実現

 4人家族、2DKのアパート暮らしに限界を感じて家づくりを始めたF様ご夫妻。奥様が憧れていたR+houseの勉強会や見学会に参加して、安本建設から建築家の長江紅美さんの紹介を受けました。植物が大好きで、家族との団欒を大切にしたくて、そしてカフェのようにおしゃれな家。奥様はそのイメージ画像やコメントを載せた冊子を手づくりし、建築家にその思いを伝えたと言います。

 敷地は住宅団地の一角。南側のLDKに大きく開口部を設けた開放的な空間で、お気に入りのポポラート型キッチンに立てばリビングでくつろぐ家族や緑いっぱいの庭を望むことができます。

「家の中をジャングルにしたいんです!」と笑うほど植物が大好きな奥様。家のどこにいても目に入るよう植物を配置して毎日癒されているとか。アパートから連れてきた植物たちはこの家に来てからイキイキと枝葉を伸ばしているそうで、この家の室内環境の良さを実感しています。また奥様はD.I.Y.も得意で、リビングのオープン棚や植物を載せる台などは手づくり。毎日の暮らしを楽しむ姿勢がうかがえます。

「長江さんとの打ち合わせでは家事の動線や効率、インテリアなどについて理解してもらえることが多くて安心しました」と奥様。南側のウッドデッキでは友人とBBQをしたり、夕暮れ時にゴロンと横たわってみたりとリラックスできる自慢の場所。これからもグリーンと癒しがいっぱいの暮らしを叶えることができそうです。

植物に囲まれて、
心からくつろげる空間

ガルバリウム銅板のダークメタリックを選んだ外観。ご近所の目に触れやすい玄関横に花壇を設けた

階段のアイアンや無垢のアカシアの床など、インダストリアルなディテールにこだわった。黒い壁は黒板にもなる

テレビや大好きなグリーンを置く場所として、奥様がD.I.Y.でつくったオープン棚。家の雰囲気にマッチしている

「キッチンの背面の壁は深いグレーにして引き締まりました」と喜ぶ奥様。このキッチンを中心に家族の時間が持てるようになった

キッチンの天板は高圧メラミン樹脂化粧板。キズがつきにくく汚れにくいため使いやすそう

「キッチン作業台の奥行や動線スペース、背面の収納棚など、サイズが絶妙に使いやすいんです」と奥様

リビングに面したウッドデッキは奥行き182㎝のゆったりとした広さ。夜、ここでくつろぐのが家族のお気に入り